こんにちは、独男です!
アラサーになると、髪の毛の悩みって増えてきますよね?
・昔に比べてボリュームが減ってきた
・髪の毛が細くなった
・頭頂部の地肌が目立ってきた
髪型次第で大分印象が変わるのに、肝心な髪の毛が薄い…
女性に対するモテを意識する上でも、かっこいい男を目指すにも、髪は重要な部分の一つだと思います。
そこで、この記事では僕自身も8年にわたって治療しているAGA(男性脱毛型症候群)についてまとめました。
AGA治療のきっかけと治療歴
僕のAGA治療のきっかけと治療歴は次のとおり
・高校時代までは剛毛
「父親は禿げてるけど、フサフサだし大丈夫でしょw」と、高を括る
・大学時代に枕もとを見ると、異様に髪の毛が落ちているけど見ないふり
・旅行中の写真を見返して「あれ?生え際が後退してない?」と、現実を突きつけられる
・1件目のクリニックで不安を煽られ、100万円単位の高額な治療プランを提示される
そんな大金出せるわけもなく「諦めるしかないのか…」と、絶望
・AGAについてしっかりと調べ、信頼できる先生に出会う
・2015年 投薬治療をはじめる
・2023年1月 植毛手術を受ける
・2023年3月現在で治療歴8年
僕の場合、青春真っただ中の大学生時代にAGAが発覚し、その見た目のせいでに悩み続けました。
気にならない人にとっては、どうでもいいことかもしれません。
ですが、他人の目を気にしてしまう僕にとっては、AGAはかなりの死活問題です。
そこで本記事では、
AGA治療を始める上で知っててよかった知識、治療法、オススメのクリニックについて
患者として得た知識や体験談を交えてまとめています。
病院によっては、異様に不安を煽ってきたり、効果もないのに高額な治療をごり押しで勧めてきます。
青春真っただ中で多感な時期に、こんなことをされた僕は電車で泣きながら帰るくらい凹みましたw
本記事では、そんな悪い人たちのカモにされないよう、これまでに役立ったAGAの知識と
患者としての経験をこの記事にまとめました。
この記事を通じて、正しい知識を身につけ、AGAにお悩みの皆さんの助けになれれば幸いです。
なお、本ブログについての注意点は下記の通りとなります。
・私自身は医療関係者ではありません。
本記事はあくまで参考とし、お医者様の診断に基づき、自己責任で治療を受けて下さい。
治療により生じた不利益等については、一切責任を負いません。
・誹謗中傷に繋がる恐れがあることから、本ブログ、SNSではオススメしないクリニック名は明示しません.
どうしてAGAになってしまうの?
結論から言うと、5α還元酵素と言う酵素のせいです。
男性らしい体つきを作り、生殖機器機能を維持するために必要なテストステロンと言う物質が
5α還元酵素という物質によって、ジヒドロテストステロンに変化し、
髪の毛が成長する時間を短くしてしまいます。
通常、髪の毛のヘアサイクルは
- 成長期(約2~6年):髪の毛が太く成長する時期
- 退行期(約2週間):髪の毛の成長が低下する時期
- 休止期間(約3~4ヵ月):成長した髪の毛が抜け落ちる時期
といったサイクルを経て変化します。
しかし、AGAになると、5α還元酵素とジヒドロテストステロンのせいで
- 成長期(約数か月~1年):髪の毛が太く成長する時期
- 退行期(約2週間):髪の毛の成長が低下する時期
- 休止期間(約3~4ヵ月):成長した髪の毛が抜け落ちる時期
成長期の期間が短くなり、薄毛が目立ち始めるというメカニズムです。
要約すると、
5α還元酵素がテストステロンと結びつき、
髪の毛の成長期間を短くするジヒドロテストステロンという物質に変化する。
このジヒドロテストステロンのせいで、薄毛が進行する。
ということなります。
このジヒドロテストステロンの働きを止めるには、どうしたらいいの?
という疑問が残りますが、結論から言うと、フィナステリドとミノキシジルの服用による治療が必要です。
詳細については、下記で説明します。
AGA治療の方法
科学的根拠と、僕の体験に基づいて言うと、
方法①:AGA治療に詳しい病院で受診
方法②:医師主導のもとフィナステリド、ミノキシジルでの治療を行う
方法③:自毛植毛手術を受ける
これに尽きます。
それぞれの理由について説明していきましょう
方法①:AGA治療に詳しい病院で受診
多くのAGA患者を診察しているからこそ、適切な治療法を提案してもらえるから。
AGA治療をメインに携わっているお医者さんに相談しましょう。
AGAの診察を行っているところでも、医師や病院によって差があります。
かなり極端な例ですが、お腹が痛いのに耳鼻科に行く人はいませんよね?
お腹が痛くなる原因をよく知っているからこそ、内科の病院で診察を受けるはずです。
それとは逆に、耳が痛いのに内科に行く人もいませんよね?
耳の不調について詳しいからこそ、耳鼻科にかかると思います。
それと同じで、常にAGAの治療に携わって、多くの患者さんを診察してるからこそ、
AGAの適切な治療プランを提示したり、副作用が出た時に適切な対応ができると思います。
実際、リハビリをメインとした地元の整形外科でも、なぜかAGAの薬を処方できちゃいます。
骨、関節、筋肉などの病気を扱う整形外科の先生が、適切にAGAに対処できるかと言うと、僕個人は疑問です。
方法②:医師主導のもとフィナステリド、ミノキシジルでの治療を行う
この二つの薬は、日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」で、
「 A.行うよう強く勧める」との評価で治療薬としての有効性が示されています。
そもそも、この薬がどんなものかというと、
フィナステリド:髪の成長期間を短くする5α還元酵素の働きを止める薬。 飲み薬のみ。
メリット:抜け毛が少なくなった
デメリット:頭皮のかゆみや肝機能障害、性欲減退
※僕に関しては、デメリットとなる症状は生じませんでした。
ミノキシジル:髪の毛そのものを太くする薬。 塗り薬と飲み薬があり、塗り薬の方が推奨される。
メリット:生えている髪が太くなった
デメリット:かゆみ、紅斑(小さい腫れ)、落屑(≒ふけ)、
毛嚢炎、接触皮膚炎,顔面の多毛
※僕の場合、顔面の多毛(顔や耳たぶの毛が濃くなった)のみ見られました。
費用がかさむことから、ここ最近まではフィナステリドのみ服用していましたが、
内服のミノキシジルを併用したことで髪の毛が太くなり、特に頭頂部の分け目の薄毛が目立ちにくくなりました。
顔面の多毛と言う副作用はあったものの、生活に支障が出るほどではありません。
その他の副作用は発生しませんでした。
ケチらず最初から、二つとも飲んどけばよかったな…
メリットだけで言うと魅力的な薬ですが、もちろん副作用もあります。
万が一に備え、クリニックで診察の上、必ず医師の指示に従って服用してください。
ちなみに、日本皮膚科学会は公益社団法人です。
自法人の利益だけでなく、社会一般のためになる事業であることが求められており、官公庁の厳しい審査を受けなくては
ならないことから、安易な情報流すようなことは少ないと思います。
少なくとも、ネット上にあふれる怪しいクリニックの広告の示すデータよりも
信頼性のあるデータだと思います。
様々な治療法がありますが、効果があるもの、ないものについては
下記のガイドラインに書かれており、とても参考になります。
ちょっと難しいですが、正しい知識を得るためにも一読をお勧めします。
ガイドラインについて簡潔に解説を交えて、まとめらているのが下記のサイト
原文のPDFはこちら
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf
方法③:自毛植毛手術を受ける
これはフィナステリド、ミノキシジルで効果がなかった場合の最終手段です。
植毛手術と言っても、人工毛植毛と自毛植毛の2種類があります。
上述のガイドラインには、推奨度B.「行うよう勧める」とされており、
実際に僕が受けた自毛植毛手術ついて説明します。
※ちなみに人工毛植毛は「推奨度:D.行うべきではない」とされています。
自毛植毛:自身の後頭部にある髪の毛を皮膚組織ごとくり抜き、薄毛となっている部分に植える外科手術。
方法としては、下記の3つがある。
FUE:後頭部を剃毛し、間隔を開けて毛髪を皮膚ごとくり抜き、植毛する手術
FUT:後頭部から帯状に皮膚ごと採取し、縫合。採取した皮膚から毛髪を採取し、植毛する手術
ノンシェーブンFUE:後頭部を剃毛せず、間隔を開けて毛髪を皮膚ごとくり抜き、植毛する手術
メリット:投薬による治療でも生えなかった部分に毛を生やすことができる。
デメリット:自費診療となるため、費用がかなり掛かる。(僕の場合、FUEで120万円かかりました。)
生えてくるのに早くて3ヶ月以上かかる。完成形になるまでは1年かかる。
髪が短いと剃毛した部分が目立つ。
僕の場合は、額のM字部分がかなり進んでおり、投薬治療を行っても額のM字については劇的に改善しませんでした。
診察を受けた当初から「額のM字部分は投薬で生やすことは難しい」と言う説明は受けていたので、
植毛手術受ける前提でお金が貯め、併せて投薬治療を続けて様子を見ることにしました。
手術を受けるかどうかは、医師の判断の下で様子を見ながら決めましょう。
今現在は、植毛して2か月ほどになります。
植毛後の過程もTwitterや当ブログで報告していきます。
おすすめの病院①:東京メモリアルクリニック(東京)
〒151-0053
https://tokyo-memorial.clinic/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=2022&utm_content=1&gclid=Cj0KCQjwi46iBhDyARIsAE3nVrbVx2Kfp-vahSSI1sC5UFPllQ1hHEDho5LMnVg4vNtkSzCOUkrE-5YaAoeiEALw_wcB
東京都渋谷区代々木2-16-7 山葉ビル2階
最寄駅:JR新宿駅南口より徒歩7分
AGA治療を開始した当初から、今現在もお世話になっているクリニックです。
このクリニックを選んだ理由は次の通り
①AGA治療薬のプロペシアの国内承認と「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」の策定に
携わった先生が理事長を務めているから。
② AGA治療に関する不安や質問に対しても、真摯に向き合ってくださったから。
①について、先ほど紹介した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」の最後のページに
こちらのクリニックの現理事長である佐藤明男先生のお名前が記載されています。
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」
/https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf
素人目線になってしまいますが、AGAについて詳しい知識を持っていなければ、こうしてガイドラインの策定に
携わること自体できないと思います。
別のクリニックで不安を煽られ、その場での契約を持ちかけられたことをお話ししたところ、
とても親身になって悩みを聞いて下さったのが非常に思い出深いです。
そんな先生の患者さんに対する思いは、下記の記事からもうかがい知れます。
1人1人のニーズに合わせて、最良の治療法を提供する
(中略)そうした患者さんに向けて、私は「自分が受けたい治療」「家族に受けてもらいたい治療」をご提供したいと考えていますし、たとえ患者と医師であっても、あくまでも対等な関係でいたいと思います。私がへりくだって「患者さま」という事はありませんし、私のことも「先生」でなく「佐藤さん」と呼んでいただいて大丈夫です(笑)。患者さんのご希望に合わせて、いろいろな選択肢をご提案して、もしも医師としての私の意見を求められれば、「私ならばこうする」とお答えする。そんな風に、お互いに治療のゴールをすり合わせながら、その方にとって一番よい治療法を考えたいと思います。
https://tokyo-doctors.com/clinicList/43067/interview/
現在、佐藤先生は理事長となり、こちらのクリニックでは柳澤正之先生が院長として運営されています。
もちろん、AGA治療に対する姿勢、クオリティは佐藤先生の頃と変わりません。
そして、患者さんの諸事情を考慮して治療方法を提案してくださるので、大金を吹っ掛けられることはありません。(笑)
僕は診察の度に気になったことはすぐ相談、質問するのですが、いつも嫌な顔をせずしっかりと回答してくださります。
その他にも、柳澤先生のもとで自毛植毛手術を受け際には、
「生え際のデザインについては、手術の直前まで考えても大丈夫ですよ」
と、手術の直前まで僕のわがままを聞いていただき、不安なく手術を受けられました。
おすすめの病院②:ヘアー&スキンクリニック(東京都、福岡県)
ヘアー&スキンクリニック新宿院
https://shinjuku.hair-skin-clinic.jp/
〒160-0022
東京都新宿区新宿3丁目1−22
ADビル 6階https://shinjuku.hair-skin-clinic.jp/
診療時間 火曜日〜金曜日 10:00〜19:00
土曜日のみ 9:00〜18:00電話受付時間 火曜日〜金曜日 10:00〜18:00
土曜日のみ 9:00〜17:00休診日 日曜日・月曜日
ヘアー&スキンクリニック 福岡院
https://fukuoka.hair-skin-clinic.jp/
〒812-0011
福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目18-8
ブルク博多駅前 2F – 1https://fukuoka.hair-skin-clinic.jp/
診療時間 火曜日〜金曜日 10:00〜19:00
土曜日のみ 9:00〜18:00電話受付時間 火曜日〜金曜日 10:00〜18:30
土曜日のみ 9:00〜17:30休診日 日曜日・月曜日
アメリカ毛髪外科学会の専門医であり、長井式植毛で著名な長井 正壽先生が院長をされている病院です。
長井式植毛とは、世界的な植毛の権威、ロン・シャピロー医師から学んだ植毛手術をもとに作り上げた独自の植毛手術。
AGA治療開始時に佐藤明男先生から凄腕の植毛医として紹介されました。
このクリニックを選んだ理由は次の通り。
①アメリカ毛髪外科学会 専門医等の高い実績を持つ長井先生が運営するクリニックだから
②先生ご自身もAGAで悩んでいた過去があり、患者さんに真摯に向き合う姿勢が窺えるから
③遠方から来院する場合は、交通費支援制度が受けられるから
信頼する佐藤先生の紹介であることから先生のことを知りました。
アメリカ毛髪外科学会の専門医など多大な経歴だけではなく、
ご自身もAGAに悩んでいた過去があることから、AGA治療に対する真摯な姿勢がうかがえることからおすすめしました。
長井先生には直接お話を伺ったことはありませんが、
先生が配信するYoutubeの動画を見れば、その情報の質の高さと先生の熱意が伝わります。
ちなみに、僕が受けた植毛手術もこの長井式植毛を採用した手術です。
おすすめの病院③:さとう美容クリニック(新潟県)
〒950-0088 新潟県新潟市中央区万代1丁目2−3 コープ野村万代 2F
https://www.google.com/maps/place/%E3%81%95%E3%81%A8%E3%81%86%E7%BE%8E%E5%AE%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF/@37.9158683,139.0572029,17z/data=!3m1!4b1!4m6!3m5!1s0x5ff4c991fd031d93:0x3db33876dd88f612!8m2!3d37.9158683!4d139.0572029!16s%2Fg%2F1tgywk28
こちらを紹介する理由は下記の通り
・佐藤明男先生が運営する東京メモリアルクリニックグループの病院であること
先ほど紹介した東京メモリアルクリニックの系列クリニックとなります。
「東京まで行く時間や交通費がもったいない」、という新潟県近辺の方にはおすすめです。
伺ったことはないので、詳細はお伝え出来ませんが、
佐藤先生と柳澤先生が在籍しているので、東京メモリアルクリニックと変わらないクオリティーで
AGA治療を受けられると思います。
まとめ
・AGAの原因は、ジヒドロテストステロン。
この働きを止めるのは、フィナステリドとミノキシジルの服用が有効。
・それでも、治らない場合は自毛植毛が有効。
・おすすめのクリニックは、東京メモリアルクリニック、ヘアー&スキンクリニック、さとう美容クリニックの
3つ
以上となります。
僕もまだまだ治療中ですが、地道に頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!